お客様の緊張を少しでも和らげるように。

札幌の相続ふれあいサロンの司法書士行政書士・成田浩史です。

 クリスマスイブの前日となる金曜日。この日は水をたっぷり含んだ降雪で路面状態が悪くあちらこちらで車の混雑が発生していたのですが、そのことも影響して夕方まで事務所から出ずっぱりでした。

 区役所での戸籍取得や銀行へ根抵当権の権利証を銀行に届けたり、家庭裁判所へ被後見人Kさんの後見年次事務報告書を提出したりと動き回っていたのですが、最後に八軒のお客様をお伺いして先日完了した不動産相続に関する権利証等をお渡しいたしました。そのときにお客様との雑談ではじめて当事務所にご連絡を頂いた際の状況をお話しくださったのですが、「これまで士業のような業種と接した事がなかったので最初連絡するときはとても緊張しました」と笑いながらおっしゃっていました。

 それはそのとおりなんですよね。そもそも「相続」という状況自体が一生に1度か2度身の回りであるかないかの状況なのですから。ましてやこれまで関わることのなかった士業という業種に連絡するとなれば緊張するのが当たり前です。それだけに我々もお客様が少しでもその緊張を和らげることができるように常に意識を持たなければなりません。