後見事務報告と報酬付与の申立
札幌の相続ふれあいサロンの司法書士行政書士・成田浩史です。
今日は某相続手続きの最終報告をしました。この案件は相続人が十数名おり、最初は夏頃にそれこそ複数名の相続人の行方を調査する段階から始まったのですが、なんとか年内に完了させることが出来ました。御依頼主も私もこれでほっと一安心というところです。
午後は年に一度の被後見人Mさんに関する後見事務報告書を家庭裁判所に提出しました。この報告書にはMさんの通帳コピーや財産目録、収支表そして各種領収書も添付しています。同時に報酬付与も申立ても行いました。これは私のような成年後見人が年に一度、裁判所が被後見人の財産から「~円を頂いてもいいですよ」と決定する審判を頂戴するもので、この審判書に記載された金額を成年後見業務の報酬として付与されることになります。ただ既に年末ですので、この審判が降されるのはおそらく来年になるでしょう。