過度なオンライン化に危険な匂いを感じました。

札幌の相続ふれあいサロンの司法書士行政書士・成田浩史です 。

 この日は相続に関連して2件の銀行を回りました。そのうちの1件は北海道では店舗が1支店しかないM銀行だったのですが、相続用手続き書類の取得と共に故人の通帳記載がATMでは完全にできなかったためその記帳もお願いしました。

 ところが普通口座は問題なく記帳できたのですが、定期預金口座に関しては20○○年以降はオンライン上のみでの管理になり通帳には記載できないとの回答がありました。

 私としては正直この銀行の情報管理にかなり危険な匂いを感じました。それでは通帳を保有している意味がないし、万が一そのオンライン上のデータが何かしらのアクシデントで消えてしまったらどうするつもりなのでしょうか。オンライン管理は今の時代なら当然としてもそれと同時に物理的な通帳記載もできるのが当たり前でそれでこそ万全な情報管理といえるのではないでしょうか。