固定資産税は誰に課される？

札幌の相続ふれあいサロンの司法書士行政書士・成田浩史です。

　この日はまず先日完了した不動産相続の権利証をお客様に持参いたしました。本件着手時にこのお客様が懸念していたのが、「翌年の固定資産税は誰宛てに課されるのか」ということでした。

　基本的にその年の12月末までに不動産名義変更の申請をすれば翌年の固定資産税は新名義人宛てに課されます。本件の場合ですと名義変更の完了は年を跨りましたが名義変更申請の受付は昨年度末でした。そのため本年の4月頃に送付される令和5年度の固定資産税納付通知書は故人宛てではなく、相続したこのお客様宛に直接送付されます。