少子高齢化と墓じまい

札幌の相続ふれあいサロンの司法書士行政書士・成田浩史です 。

 先日不動産相続に関連して書類へ御署名押印を頂戴するためにお客様宅をご訪問しました。用件を済ませた後にお客様と色々な世間話をしていたのですが、そのときに「墓じまい」が話題になりました。

 「うちは子供も一人だけだし将来的にはお墓も墓じまいする方がいいかなと思っているんだよね。」「私自身は散骨葬で十分かな」とそのお客様はおっしゃっておられたのですが、この方に限らず同様の事をお考えになっている方も少なくないのではないでしょうか。

 最近は葬儀にしても参列者の高齢化が進み葬儀自体のスマート化も進んでいます。またお墓にしても少子化の影響で将来的にお墓の世話をしてくれる人がいなくなってしまう懸念も小さくありません。このような時代背景を考えれば「墓じまい」や「散骨葬」等のお考えが生まれてくることがむしろ自然のように感じられます。

 色々な意味で難しい時代になってきました。