建設業界とさっぽろ祭り(北海道神宮例祭)

札幌の相続ふれあいサロンの司法書士行政書士・成田浩史です 。

  6月に申請予定の建設系の会社設立案件があるのですが、お客様に「設立日をいつにしますか?大安がよろしければその日にお合わせします」とお伺いしたところ「「さっぽろ祭り」が大安の14日だからそれに合わせましょうか」とのこと。

 それにしてもさっぽろ祭りの予定日がこのお客様からあまりにスっと出てきたので、思わず「随分スっと予定日が出てきますね(笑)」と尋ねると、「そりゃそうですよ、成田さん!」と驚きの反応が。

 というのもさっぽろ祭りは本来は北海道神宮例祭です。そのためこの方のおられる建設業界ですと、例えば昔の大工さん達は縁起を重んじて例祭の時期は仕事をお休みしていたそうです。現在はハウスメーカー等が多くなっていますのでそのような風習もかなり薄れてきているそうですが、それでも昔ながらの大工さん達は今でもこの時期はお休みにしているとのこと。なるほど~それで納得がいきました。

 今はあらゆる業界で合理化・IT化が進みいわゆる「昔ながら」の風習等は失われつつあります。合理化が進むのは我々にとって確かに便利なのですが、このような風習はこのまま残ってもいいのではないかと思います。