今の日本は過去ばかり懐かしがっている

札幌の相続ふれあいサロンの司法書士行政書士・成田浩史です 。

 某会社の常務様に先日完了した会社登記の書類をお届けしました。その際は雑談で盛り上がったのですが、その中で「最近の日本は過去ばかり懐かしがっている」という話題になりました。 例えばテレビでもやたらに昭和や平成に流行したもの等を取り上げる番組がほぼ毎日流れています。年末などに過去を振り返る特集をするなら分かりますが、最近のこの種の番組の多さは少々異常だと思います。

 これは結局今の日本に明るい兆しが見えにくい裏返しなのだろうと思います。 もしある程度良い未来が見えているなら過去などにはあまりこだわらないものですからね。 少子高齢化、少子化から発生する人材不足、介護問題、税金等の高騰、物価高など・・マイナスの要因があまりに多すぎます。 実際取引先などで若い社員の方達ともお話する機会がそれなりにあるのですが、若い彼らが全体的に随分疲れている印象を受けます。

 なんとか明るい見通しができる社会にしていかなければならないのですが・・・なかなか難しいところです。