ほぼ「1世紀」生き抜いた方の相続

札幌の相続ふれあいサロンの司法書士行政書士・成田浩史です。

 ある相続案件の相続人調査が完了しました。被相続人(故人)はなんと今年99歳で亡くなった方でほぼ1世紀を生き抜いた方でした。生涯独身であったことから子供もおらず、本来は故人の兄弟姉妹が相続人に該当していました。しかしその兄弟姉妹も既に亡くなっているためその子供達つまり故人の甥姪が相続人になります。

 戸籍調査の結果相続人は10数名になり、その戸籍についても故人の出生から死亡時までのものを集める必要があったので、相続人調査の域を超えてほぼ家系図を作成したような形になってしまいました(笑)。このような場面では戸籍の偉大さを非常に強く感じられます。