円安進行とイギリス時代

札幌の相続ふれあいサロンの司法書士行政書士・成田浩史です。

 円安がいよいよ勢いを増してきていますね。10月からはあらゆる物の値上げが予想されておりなかなか難しい状況です。

 この円安が進む中でなぜか約20年前のイギリスで生活していた頃を思い出しました。当時の為替レートは1ドル110円台前半で1ポンド(英通貨)は200円前後ぐらいだったと記憶しています。 英国銀行の口座も開設しておりましたので、やや円高が進むとすぐに英ポンドで引き出したりしていましたね。 最近の円安を背景に日本でドルを所持している方が円に交換しているのと同じ理屈です。

 それにしても20年前と比較して痛切に感じるのは日本経済の弱体化です。円安がこれほど急激に進むというのは世界的に現在の日本円を買う人がいなくなっている事を意味します。円安進行には色々な原因が複数に交差していますので、我々も日本という国の今後を真剣に考えるべきタイミングに来ている気がします。