現場の感覚と家族認識の乖離

札幌の相続ふれあいサロンの司法書士行政書士・成田浩史です 。

 先日被後見人Fさんの成年後見人に選任されました。Fさんは先週に某病院へ転院されたのですが、元々Fさんが生活していたグループホームがありこちらの職員さん達はFさんのためにとても献身的に動いてくださっていました。そのためその御礼とFさんの日用品をお預かりするためにお伺いしました。

 社長さん達にFさんの現状等を報告し今後のご対応等についても話し合った後は少々の雑談を。こちらのグループホームでも色々なご家族とのお付き合いがあるそうです。そのなかでホームを実際に利用されるご本人には何も問題ないのですがむしろその御家族に振り回されるケースが稀にあるとのことでした。私自身も成年後見業務をしていてそのケースには頷けるところがあります。

 介護に関しては現場の感覚と御家族の認識が乖離していることがありますが、そのようなときに上記のようなケースが生まれやすいです。