被後見人さん名義の土地の測量

札幌の相続ふれあいサロンの司法書士行政書士・成田浩史です。

 週末の金曜日。この日はまず某信用金庫さんで不動産売買決済の立会です。立会は恙なく終了して事務所へ帰所するとすぐに売買による所有権移転の名義変更の申請を行います。

 午後は被後見人Kさん所有の土地を測量するために土地家屋調査士さんと現地で合流。Kさん所有の土地を売却するということで既に家庭裁判所にも許可を頂いているのですが、この土地は5筆で構成されており各土地の境界が分かりにくいためです。しかもその土地面積に含まれている可能性のある場所に大きな倉庫が立地しており廃材が多数置いてあります。この倉庫の位置がKさん所有の土地に立地しているか否かは売却にあたり重要なポイントになります。

 30年以上手入れをしていない状態でしたので雑草がすごかったですが測量の結果、この倉庫が本件土地の中に立地していないことが判明しました。この倉庫を撤去するとなると大変な事になることは目に見えていましたので、 いやあ本当に安堵しました。