成年後見人と周囲の方々とのコミュニケーション

どうも札幌市西区・手稲区の相続ふれあいサロンの司法書士・成田浩史です。

 現在私は複数名の方の成年後見人に選任されております。そしてこの成年後見業務を行うにあたり特に配慮しなければならないことは御親族とのコミュニケーションですが、それに加えてケアマネージャーさんやヘルパーさんそして病院の相談課の方々とのいわゆる「現場の方々のコミュニケーション」も同様に重要だと考えています。 というよりこれらの方々の協力がなければ成年後見人などとエラそうに言っていても全く機能しません。

 例えば私が後見させて頂いている方が昨年新しい住居に転居されました。その際のケアマネージャーさん達の各種の敏速な対応やその転居した後のご本人に対する細かいケアを目の当りにすると本当に頭が下がりました。そして私自身も成年後見人として不動産の賃貸借契約や電話移転手続き等を行ったことでほぼ一週間でライフラインについては整えることができました。正直我々全員の働きのどれかひとつでも欠けていたらここまで短期間で整えることはできなかったでしょう。 これからも周囲の方々とのコミュニケーションについては強く意識していきたいですね。